やっとこ夏休みが終わりましたね。
うちのパートナーもずいぶん楽しそうに過ごしていましたが、
みなさんいかがお過ごしでしたでしょう。
oranjeもおかげさまで、
第1回カバキャンプ
(カバキャンプの報告はこちら)
第1回DEC
と新しい企画が目白押しで
充実した夏を過ごすことができました。
両企画とも盛況のうちに終えることができたのですが、
(DECは開催すら危ぶまれたのはここだけの話)
今回はそのDECについてのお話しです。
DECは、
「自由研究の第一歩」として、
仮説に入る前の段階「前仮説段階」を経験し、
「こういう経験からみんなの自由研究が始まるんやで」
っていう料理の企画でした。
当日は、
みんながすきなように動いて、
蓋を開けたら
合わせて20を超えるサンプルを集めることができました。
すごいなー、と思ったのは、
「すきなように」動きながらも
単にむちゃくちゃに動くのではなく、
それなりに「それらしい動きをなんとなく見据えて動いていた」ことです。
ピュアな(社会的に「いい」ものとか、「役立ちそう」とかでない)活動だと、
「あたりをつける」
っていうのはなかなか難しいことですが、
2時間半の間でこの感覚を身に着けながら動いてくれたことは
我々も少し想定外の動きでした。
まぁそのあたりの
「子どもたちの実態」の話しはこれくらいにしておき、
今回はそのDECが新聞に載りましたよ、
って話しです。
まぁそこまで言い切っちゃうとうそになるんですが。
ちょっとのんびりしていた9月3日の午前中、
ふと新聞を見ると、
▼こんな記事を発見しました▼
まさに、DECだな、と思いました。
「身体感覚を用いる科学の第一歩」
「個人単位の科学」
なんてところがまさに、そう。
というか、
まあ都合よくそういう解釈しちゃいましたってことやけど。
「身体感覚を用いる」っていうのは、
「おもしろいなー」と思うことから始めるってのもそうだし、
定性的にやる実験の「量」を決めるときなんかは、まさに身体感覚。
(醤油入れて真っ黒になってるのに、さらに醤油いれようとか思わない)
この定性的ってのが大事で、
「実験」とか「研究」とかっていうと、
すぐに「量を測る」とかの定量的なことをやるんだけれども、
一番はじめにやる(やってるはず)なのは
定性的な活動なはず。
だから「第一歩」。
あとあと、
「個人単位の」ってのが、
自由研究の自由研究たる所以だなーと思っていて、
さっき話しに出た、
「ピュア」なものってのがそこ。
説明会のときなんかは、
「oranjeには特定の方向性があったり、『こういうものを作ってほしい』ってのはない」
って説明してるんです。
(例えば「おなかがぷにょってきてる中年男性向けにプロテインを作ろう」みたいなのはない)
これが「個人単位」ってことで、
要は、純粋に自分の欲求(に近いもの)をテーマとしたらいいよ
ということ。
でした。
DECもそうやけども、
料理は科学するにはもってこいの日常で、
それがこういう記事になってるのはいいなーと思いました。
(しかも、短くて・わかりやすい。最強。)
これもう新聞載ったって事でいいですか?
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