第6回カバキャンプ、ありがとうございました!

1週間前に第5回が終わり、慌ただしくもチームとして修正するべきところは修正した第6回。

スタッフ関係が最もバタバタしつつも(笑)、

子どもたちの行動や成長はやっぱり考えるべきものがあるところで、

キャンプづくりってやっぱり難しいな〜と感じました。

それから、「このままでは飽きちゃうかも」という思いもあり、

一方で新境地に入った実感ももてたキャンプとなりました。

自戒の振り返りはここでは避けるとして、

あったことをそのままつらつらと残しておきましょう。

vs.ルピートの8月8日。

これまで運良く天候に恵まれたCABA Campですが、

最初にして最大とも言える敵との戦いではじまりました。

台風9号の接近。

他にも2つの台風が日本列島に接近し、

各地で大きな被害が出ており、

CABA Campも場合によっては、

出発日をずらす、あるいはそもそも中止の判断をする可能性がありました。

 

数日前からわかっていたことなので、

「てるてる坊主をつくってください」

と大真面目にメールし、いよいよ前日。

なんとか行けそうなので「予定通り出発します」と、

前日夜に参加者に連絡するところから始まりました。

 

当日は奈良から参加する二人組がカウンセラーといの一番に到着し、

その後もゾロゾロと集まってきました。

CABA Camp史上最多の参加者を抱えることになったので、

他の方にも迷惑かかるかな、と流れでサクサクっとホームに。

 

「ハグはおうちでしてきてください」とメールしていたので、笑顔で出発。

 

大江行きの電車を待ちます。

初対面の子も半分くらいいるので、

やっぱりはじめはなんとなく分裂気味、、、。

まあ、このあと仲良くなるでしょう。

 

福知山でJRを乗り換え、

エモエモの丹鉄(丹後鉄道)で大江駅まで向かいます。

着いたらご飯を食べて、バスの時間までちょっと遊びます。

さあ、出発と思いきや、バスがかなりちっこくて(リサーチ不足)、

一部は車移動です、、、。

「役割」を発見して「チームになる」キャンプをしてね。

今回のキャンプ場は酒呑童子の里。

鬼伝説のところです。鬼がいます。酒呑童子もいます。

荷物をおいて一段落。

今回も「キャンプが始まるよー」と話し、

「チームになる動きをしてほしい」とキャンプを開始しました。

その後テント立て。

子どもは「どうすんのー?」とごね、

スタッフも「どうするんだろうねー」と

お茶を濁します。

(本当にわかんない笑)

「いろいろ思いつくことやってみたらいいよ」

なんて支援しながらなんとかかんとかやってます。

ここはちょっと探究ぽくて、

協力したり、悩みや喜びを共有できたのはよかったな〜と思っています。

 

山やけど海

今回は、食料調達をターザンにお願いしていました。

現地で漁師してるスタッフです。

忙しい中、間を縫って来てくれました。

そして、持ってきてくれたのがデーンとでっかいタイ(優に50cmは超えてる)と、

ドーンと箱いっぱいのムール貝、、、。

贅沢三昧の材料です。

 

本日の晩ごはんは、

ムール貝の蒸し焼きとアラ汁と刺し身です。

 

タイを豪快に捌くターザンの隣で、

「うわー、血ぃ出た!」とか

「お腹からカニ出てきた!」とか

子どもたちもおおはしゃぎ。

はしゃいでばかりもいられません。

野菜を切って、米を洗って、

役割をもって動かないと晩ごはんがちっともできあがりません。

 

1時間半くらい格闘したあと、やっとこできあがりです。

いっただきまーす!

うまい!これはうまい!

 

めちゃくちゃ美味しい晩ごはんでした。

(まだなんにもしてないのにもうご褒美気分、笑)

歌、歌おうよ。

第5回に引き続き、やっぱり集いはしたいね

ってことで、

これまで、やってこなくて密かに秘めてた「歌うたいね」を、

やもりんとデューが「やりましょう」って。

ゲームをしたり、歌を歌ったり、盛り上がりました。

そして、恒例の(にしたい)振り返りで

明日から「自分はどんな役割をしていけるか?」を話しながら、

明日からの登山の気分を高めます。

 

さあ、明日は早いぞ。早くお眠り。

===

雨が降ってて、フライシートをかぶせたもんだから

「暑い〜」ってなかなか寝れず、外で休んだ子もいました。

 

(雨はやんでました)

登山プログラムDay1

おはようございます!パリッと晴れてませんね!あやしい天気!

でも、一応予報では今日は晴れる予定。

雨雲レーダーをチェックしても大丈夫そうです◎

ということで、

登山口まで向かいます。

2ピストンしてたので、その間に変な踊りでも教えてもらったのかな?

 

揃ったので、早々にしゅっぱーつ!

霧深い中、一行が登山を開始しました。

まずは、第一目標地点の鳩ヶ峰です。

序盤で珍しいセミに出会えたり、

雲の切れ間に宮津の海を望んだり、

快晴!登山日和!じゃない中で、楽しみながら進みます。

 

出発してから20分後、無事登頂!

ガッスガスです!残念!

ささ、写真を撮って先に進みましょう、

ニデューチームおいでー

おい、はよ来い笑

そうそう、おっけおっけ。

その調子で、ねこねこチームとてんさいチームもいくよー


ここまで、むき出しの山を進んできたのですが、

この先は森の中に入っていきます。

心なしか霧も濃いような、、、?

次の目的地は大江山連峰最高の千丈ヶ嶽!

ここは晴れていれば見晴らしもよく、期待しましょう!

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・・・・・・

・・・

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 残念!天気が変わることも期待しましたが、今日は無理そうです。

お腹減った、お腹減った言うので、

「お昼持ってるから食べたらいいよー◎お腹とこのあとのプログラム考えて調整しいやー」

と。

みんな一斉にぱくつきます。

 

(朝ごはんもっと食べなさい笑)

ここでも記念写真は忘れません。


登山行程は実はここからがちょっと長い。

途中で、下見のときに教えてもらった「幽霊の道」に何人か冒険にいきました。

 

幽霊じゃないけど、神隠しにあったらさあ大変です。

よかったね、全員出てこれて。

(斜面でコニーが袖泥だらけになりました)

ここからはちょっと視界が開けます。

青空も出てき始めて霧はすっかり晴れました。

ここまでくればあともう少し。

 

赤石ヶ岳は明日にまわしますが、

どちらにしてもキャンプ場はこの先です。

ずんずんいくよー◎

 

明日登るのがあれ↘

キャンプ場は山の中腹にあるので、

脇道を少し進めば到着します。

さーっと降りていったら、公園が見えたので

「なー、遊んでいい!?」

って。

まあええねんけどさ笑

この公園、隣が他のキャンプするひとの場所だったようで、

お客さんが来てから即撤退。

我々も準備せねば!

ここからまた日常生活のはじまりです。

っとその前に、記念写真ね。

あんましキャンプ感ないけど、

奥に見えてるのが、今日歩いてきた千丈ヶ嶽

日常生活のはじまり、はじまり〜

はい、テント立てましょう。

女子は「人数多いねん」ってことで、

オレンジテントを一つ分けてあげました。

これが初立てなので、

「どうすんのー?」とごねて(あれ、なんか見たことある)

「いろいろ思いつくことやってみたらいいよ」と返しました(あれ、なんか見たことある)

力ずくでポールを地面にぶっ刺してたので、

これはちょっと怒りました笑

ポールに小石がつまっちまったじゃねーか笑

いろいろやってみてもいいけど、物は大事にしようよ。

 

さて、お次はごはん。

フライパン・カセットコンロ・飯盒を一つずつ渡すので、

カレーとアラ汁、ごはんの3つ作りよし。

自由にやっていいから。

ツノがスパイスカレーをうまいこと作るので、

(やもりんは予行演習までしたけどやもりんままに「これはちょっと、、、」って言われて自信喪失気味、笑)

子どもたちになんとなくレクチャーしながら、

基本は自由にやるもんだから、

みんな味がバラバラで美味しかったです^^

「こどもたちみんな自分たちでやってましたよ、私なんにもしてないのにいただいちゃいましたペロ」(byやもりん)

 

いいのよ、やもりん、それはそれで理想だから。

子どもたち、がんばったね。

さて、お待ちかね(?)の夜のつどい

今年は、「キャンプでペン出して紙にカキカキってなんか変だよね」って理由から、

振り返りは書かないことにしました。

その代わりに夜のつどいではしっかり話したい。

カバゲームとかニョッキとか楽しんだあと、(↑ツノの軽快なダンス)

もう一度、トミーから

「役割はどう?たぶん、もうちょっとみんながんばれるはずかな、と思ってる」

と話しました。

みんな、期待してるよ。

あとは、カウンセラーよろしく。

後日談ですが、

このときの子どもたちの気合の入り方は相当なものだったようで、

しっかり考えて、しっかり動こうとした子どもたちはもちろん、

子どもたちの話をがっつり聞き出してしっかり受け止めてくれたカウンセラーに感謝感謝です。

 

おやすみ、また明日。

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

・・

と思いきや!

緊急事態発生!

スタッフが1名体調不良で、結果的に離脱することに、、、。

これは完全にトミーのミスです。

ごめんなさい。

詳しくは報告書の方に記載してますので、

ここではこれくらいにとどめます。

さて、朝だ。気を引き締めて新たにプログラムを楽しむゾ

3度目のおはよう。

さあ、プログラム始めるぞ。

子どもたちにもスタッフ1名離脱したことは話をし、

やっぱり役割って大事だね、と念押し&念押しをしました。

予定では、赤石ヶ岳からのスタートでしたが、

これまでの雨天と地質的な関係から、赤石ヶ岳は滑りやすく、

スタッフが一人減った現状では少し難しいかな、と判断し、

来たルートをそのまま戻る計画に変更。

千丈ヶ嶽、鳩ヶ峰を進みます。

ドタバタ続くよ、どこまでも。

スタートまで、離脱したメンバーに着いてくれていたスタッフを待っていると、

一人の子どもがトコトコと。

「ん?どうした?」

「なんかちょっとしんどい」

「ちょっと待てよ、一応熱測ろう」

ピピピ「37度台」

「ん?ちょっと一旦休もう」

 

時節柄、コロナのことはやっぱり頭をよぎります。

ちょっと隔離!

 

「みんな、またプログラム変更するよ。」

 

結果、体調も精神的なところが大きかったようで、

体温も下がり、本人の気持ちも落ち着き、合流する判断をしました。

(その後、全員の体調に変化はなく、問題なく進んでいきます。)

 

しかし、プログラムは変更した状態ですでに一部動いています。

ばったばた笑

(写真も全然ない、笑)

 

とりあえずキャンプ場に戻ろう。

時間がもったいないので、

一部パッキング、一部晩ごはん準備にプログラムを変更しました。

⇡お気づきかと思いますが、すでに「晩ごはん」の準備をする時間です笑

 

最終輸送が終わって、晩ごはんどうなってるかなーと

聞いてみると、どうやらすっごくアイディア出してめちゃくちゃ働きマンになっていたとのこと。

スープ/味噌汁、ジャーマンポテト、ごはん、などなど相変わらず豪華料理が並びます。

うーん、最後の晩餐にふさわしい◎

 

夜のつどいもしたことやし、寝ますか。

最終日、例によって大忙しです。

最後のおはよう。

夜のうちに雨予報が出ていましたが、運良く雨は回避。

でも、すぐ降ってくるぞーってことで、

必要なもの以外、先に荷物を全撤収。

なんかみんな素早いじゃん。

いい感じだゾ。

荷物整理のあとは、朝食・昼食・お茶作り、朝食をとって、

最後の健康観察。

体温計の待ち時間に、なんか子どもたちがザワザワと。

聞き耳立ててると、

「おれのサインやるわ!」

とか言って、サイン会がはじまってました笑

なんじゃそれ、って笑ってたけど、

そういうの記念になるよね。

僭越ながら僕も一筆書きました。

 

みんなサイン書いたところで、

お世話になりまくったキャンプ場の最後の掃除。

トイレもキャンプ地も炊事場もきれーーーにして去ろう。

次も来たいもんね。

「ここのトイレくっさいから掃除したくない」

って言って怒られたのはここだけにしておきましょう笑

 

ぼちぼち雨が降り始めてきたので、

体育館をお借りして(まだ頼ってるw)、

最後のパッキング。

 

ぐっちゃぐちゃのまんま帰るなんてかっちょわるいもんな。

コンパクトに収納して、きれいに帰ろうよ。

 

どうやらしゃきしゃき終わったようで、

スキあらば遊ぶ、という感じ。

帰るだけなので、怪我だけはするなよ。

時間が来て、バスと車に乗って、

大江駅に到着。

さあ、父ちゃん母ちゃんのところまで帰ろう!

 

大江に想いを馳せたり、

眠り込んだり、

デューに「ナマステ」しこまれたり、

電車に揺られること約3時間。 

たっだいまーーーーー!

みんなうれしそうな顔。

お疲れさま、これからもCABAを続けるんだゾ。


以上、第6回の行程紹介になります。

もっと詳しく書くと、いろんなことがありましたが長すぎになっちゃうのでここらでとどめます。

毎度のことながら、個人的に力不足を感じることがあり、

その都度チームに助けられています。

ナイスチームよ、本当にありがとう。

 

保護者の方にも、

天候のことに始まり、スタッフの離脱などご心配おかけしたことと思います。

今後少しでもご不安を解消できる仕組みづくりをし、

またみなさんとキャンプに出かけられることを楽しみにしています。

 

最後にこちらより、改めて統括の冨永からごあいさつを載せさせていただいています。

お手すきの際にでもお目通しください。

本当にありがとうございました。