例によってチャレンジングなキャンプになりました。でも、いろいろあってよかったな、と思います。
初体験もたくさんあって、「一生懸命生活する」を実践できたんじゃないかなあ。
さぁ、行程紹介いきましょう!
移動と設営の初日
今回の目的地は、京都市の奥地、花背。
あの「山の家」のさらに奥です。
京都バスに乗って果てまでいく感じ。
出町柳で集合します。
やや緊張した面持ちでやってくる参加者たち。
きっとこの後すぐに打ち解け合うけど、やっぱりお父さんお母さんと離れるのはさびしいかな?
さて、一行はバスに乗って1時間半揺られます。
行き先は「峰定寺」。バス停からキャンプするところまでは少し距離があるので、降りた後は2㎞歩いて移動します。
今回お世話になるのは、数年前まで小料理旅館をされていたところ。
オーナーさんのご厚意で、お庭を貸していただけることになりました。
早速テントをはります。
この時点ですでに18時前、暗くなる前にはってしまわないと寝ることもままならない笑
心配をよそに、CABA camp経験者を中心にあっという間に6張たってました。
すばらしい、、、パチパチパチー!
終わったら晩ご飯。
持参していたお弁当と、スタッフ特製のお味噌汁。うんまい。
おなかもふくれ、日も落ち夜のつどいがスタートです。
まずは、何が何でもお互いを知らないとね!
簡単なゲームと自己紹介をしました。
そして、トミーからのお話し。
「キャンプネーム、みんなもつけてね」
生活の基盤づくりとおたのしみの川遊び
二日目。
朝は6時頃起床。今日はキャンプ場から動きません。
まずは、この後3日間の食事の基盤になる焚き火台をつくります。
オーナーさんからトタンを借りれることになったので、
それも合わせて直火にならないように注意!
石をひろって、
筋トレもかねて石を拾って、
適度の大きさで組み始めました。
これも特に指定はなかったので子どもたちが、
「こんなんかなあ?」とか
「え、これでええん?」とか
散々いろいろ考えながらつくりました。
大まかできたというので(想像よりかなり早い、、、笑)
じゃあ、点火してみようゼ!
となり、そのままお昼ご飯づくりに突入です。
サンドイッチは本部でつくるので、
お汁物をつくった焚き火台で作ります。
まずは、火をつけないとね。
実はカバキャンプで火を起こすのは初めて笑
これまでカセットコンロを使っていたので、
何気にほぼ全員が初体験でした。
木を集めて組んだ後、
火をつけるのをたのしみにしていた子が
張り切ってファイヤースターターを取り出し、
シュッシュッ!!
と。なかなか火はつきません。
ここの試行錯誤を細かに記録をとっておけばよかった!
と思うほど、探究的で素晴らしかったのですが、
なんやかんやで火もつき、
お汁物も上手にできてお昼ご飯!
みんな影入りなよ!笑
絵に描いたような炎天下なので、もうあっついあっつい!
サンドイッチにぱくつき、もぐもぐしたあとは、、、
お待ちかねの川遊び!!
「こっからここであそんでね」とか
簡単な説明後、ザブーーーン!です。
やっぱたのしいね~
水かけあったり、
生き物つかまえたり、
みんなでちょっと沢登りてきなことしてみたり、
一時間が「たったの一時間」に感じるほど、
すごく楽しめました◎
オオサンショウウオいたのびっくりしたね・・・
さて、時計は15時を指しています。
毎年ごはんは16時頃から作り始めますが、
なんせ今回は火から起こすので、
早いめからスタートです。
まだ一度しかつけてないので、まだまだ不慣れ。
今日の晩御飯はトマトパスタです。
実はトミーの悩みとして、
これまでのキャンプで子どもたちの様子を見てると、
「あんまりごはんたべないなあ」
というのがありました。
まあ、おなか減って動けなくなった子とかいないので、
そこまで心配しなくていいのかな、とも思うのですが、
やっぱり体は資本。もりもり食べていっぱい活動してほしいので、
食べる量も「いつもより少し多い」くらいがいいかなと思いました。
ほいでスタッフとも相談の結果、
「麺類なら食べるんじゃない!?!?」
ということで、
こちらも初のパスタづくり!
(写真がないのが悔やまれる、、、)
夜になりました。
夜プロにつどい以外を入れたのもはじめてです。
この日はナイトハイクをしました。
これまでのこと、これからのこと、キャンプから帰ってからのこと、、、
そんなことをカウンセラーと話しながら、振り返りも兼ねたナイトハイク。
みんな、夜の活動はどうだったかな?
また明日。おやすみ。
ハイキングと生活をがんばる一日。
3日目のプログラムは、
・ハイキング
・食事作り
・夜のつどい
以上です。笑
ハイキングは6~7時間かかる想定をしていたので、朝5時起きの6時出発。
まだ8月中旬なので、この時間でも十分明るいです◎
まず目指すのは、花背の三本杉。
樹高日本一の杉。
ここを訪れたひとが「あれ、この木おっきくない?」と気づき、
「じゃあ調査してみよう」って測ってみたら日本一だったということ。
歴史をさかのぼると室町時代とかそれくらいにはもうあったそうな、、、。
とんでもねえ。
行程としては2㎞を1時間程度でのんびり歩くつもりだったので、
ゆるやかハイキングです。
休憩もはさみながらわいわいがやがやしながら、進みました。
ヒルが多かったのは驚きです。
6月に来たときも、1週間前に来たときも全くいなかったのに!!
そして、歩くこと1時間ちょい。
(「ちょい」になったのはトミーが忘れ物して取りに帰った分ゆっくり歩いてもらったせいです。すみません、、、笑)
とうとう着きました!日本一の「花背の三本杉」!!
さすがに、圧巻の大きさです。なんせ写真撮るのがむずかしい、、、笑
少し離れてますがこんだけしか入らない笑
その目に焼き付けてくれればOK!堪能してくれい!
スタッフのソロも撮り(わかるひとにはわかるネタ)、
実はここからがハイキングとしては本番!
カバキャンプベテラン勢と、初参加組に分かれます。
ベテラン勢は山をぐるっと回ってキャンプ地へ。
初参加組はそのまま戻ってお昼の準備です。
まずは、初参加組!
仲良く出発します。
ロマンスも生まれちゃったりなんかしちゃったり!?!?
特に心配事もなくすたこらさっさとキャンプ地に戻り、
ちょっと休憩。筋肉をもてあそびます。
休憩もほどほどに、ご飯づくりをはじめます。
お昼は餃子!大回りで帰ってくるベテラン勢の分まで作るのでこりゃあ責任重大だ!
皮からこねて餡も作ってぜーんぶ手作りです。
できたらお先にどうぞ◎
美味しくできたかな??
そうこうしてるとベテラン勢も帰ってきました。
さてさて、彼らはどんな旅をしてきたのでしょう?
初参加組と別れた後、地図を確認して、
「こうしてこうしてここを通って帰るよ」と。
意気揚々と出発しました。
京都の山はどこもかしこも急峻な山道ばかりな気がする。
ここも例に漏れず、登る登るとにかく登る。
めっちゃきついのに、だれもネガティブ全開になることはなく、
例のヒルもいたのでヒル(をチェックするために立ち止まる)休憩をしたり、
梅干しのタネ飛ばし大会を開催したり、
たのしんで進みます。
地図によると、ここの見晴らしが最高らしいですが、こんななのでとりあえず写真は撮っておき、
あ、間違えた。こっちだ▼
はっさくで少し長めの休憩を。
こういうのあると、本当に「つかれるのっていいな」って思います。
山道はもうあと下りばかり。滑落には気をつけながら、少しペースもあがってどんどんおりちゃいました。
山を下りたら残り4㎞ほど普通道を歩いてキャンプ場に戻ります。
体感的にはここが一番ながくなかった!?!?!?
めっちゃ疲れたわ、、、。
が、しかし!のんびり休憩もしてられない。
ごはんも食べて1時間ほど休憩した後、
晩御飯づくりにはいります。
メニューは実は昨日の間に決まってます◎
ハンバーグと親子丼!!
自分たちで食べたいものを決めて自分たちで作りました◎
こちらと、
こちら!
めっちゃ美味しそう、、、
聞いたら「本部の分はないよ」ってサラッと言われたので、
それならば!と本部も本気でごはんづくり。
つみれ汁とちらし寿司をいただきました。
美味しかったです!(デカ声)
気づけばあたりも暗くなり始めました。
最後の夜がはじまります。
さいごのつどいは全体の振り返りとしてスタンツを。
班ごとに、この3日間の思い出やできごとを班らしいかたちで発表しました◎
実はこれもカバキャンプ初体験です。
みんなお互いのこともよく見てるし、協力して楽しみながら過ごしてたんだなあっていうのがよくわかりました◎
この活動よかったなあ。
さ、明日は帰るぞい。おやすみ。
最終日、たのしみきる!
おはよう!
今日も朝の体操から一日がはじまります(3日目以外はやってました)。
はらぼうとあみんぐによってつくられた「動物じゃんけん」をカバキャンプ公式朝体として認定します!
そして、例によってぜーんぶきれいにして帰ります。
自分の荷物、使ったテントや寝袋、そして貸してくださった場所のトイレや広場。
こちらもベテラン勢を中心にどんどん片付けていきます。すばらしいね!
そして、最後の食事は6色丼!
炒り卵、ごま昆布、おかか、さくらでんぶ、梅干し、アーモンド肉みその入った贅沢丼です。
今回も毎食美味しいご飯にありつけて、本当に感謝感謝です。料理ってたのしいよなあ。
さて、生活もがんばりきったので、最後の最後まで楽しみ切ります!
4㎞程ある川までの道を歩きます。
さいごにでっかい川で水浴び&大はしゃぎ。
最終日の哀愁もあってか心なしか秋の気配を感じる川です。
「寒いしもうええかな」っていう子もいるくらい笑
それがいい。もう休憩しとこう。
さいごに青春満載感でしめました。
ahー,たのしかった◎
バスに乗って帰ろう。バス停はもうすぐそこ。疲れ切っても寝てればつきます。
バスの中で街に近づくにつれて「うわー、あかるい!」と言った子がいたのが新鮮でした笑
そうね、文明とは無縁だったもんなぁ。
出町柳で待っててくれたお父さんお母さんの元にかえると、
みんなちょっと「家の顔」になり、でもまだ「冒険してきた顔」が残っているのが印象的でした。
そうそうこの顔。
きっと日常に戻ればキャンプまでとあまり変わらないすがたに戻るかもしれないけど、
でも、その「冒険してきたあなた」はみんなの中に残り続けると思います。
今回もありがとう。
以上、第7回カバキャンプのざーーーっくりとした振り返りでした。
カバキャンプとしても初体験がたくさんあった第7回となりました。
運営側に不安もワクワクもあったのはたしかです。
ばたばたした中で楽しみ切り、たくましいすがたを見せてくれた子どもたちには本当に感謝しています。
最後にこちらより、改めて統括の冨永からごあいさつを載せています。
お手すきの際にでもお目通しください。
本当にありがとうございました。
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